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とりあえず近況
ご無沙汰してすみません。
ここ最近やたらに忙しくてなかなか更新できません。
写真を載せようとか、詳しく説明しようとか思うとなかなか取りかかれないので、簡単に、近況だけお知らせします。

タラは今のところ相変わらずです。

昨年から飼い始めたキジトラ2匹(名前は"にい"と"さん"です)も健康に育っています。

前回の記事で書きました病気の猫は、その後しばらく体力回復を待って獣医さんの診察と治療を受けました。
口の中がひどい口内炎で、奥歯を抜歯しました。血液検査で猫白血病が+でした。
この病気は元気を回復しても一生菌を持ち続けて、他の猫に感染の可能性もあるという事でしたので、野良に戻すのはやめてうちで飼う事にしました。(名前は"よん"にしました)
もちろんうちの先住猫にも感染しないよう、別の部屋で3段のケージ内に入れています。朝晩の掃除の時だけ少し部屋の中に出してやっています。

実はこの後まもなく、また別の猫が流れ込んできまして、もしかしてその猫も伝染病持ちかもしれないと思い、捕まえて、やはり2週間くらい間をおいて獣医に見せましたが、この子は陰性でした。
病気持ちでないとなればそのまま野良に戻しても良いのですが、うちの界隈の群れとは馴染んでなかったのと、とても人なれしていて触っても抱いても怖がらない子だったので、里親募集することも視野に入れてやはり家で飼う事になりました。名前は"ごう"と言いたいところですが、女の子なので"ごま"にしました。

これで猫が4匹になりました。これ以上飼うのは無理と思いますが、もし次が来たら名前は"ろく"と思います。

詳しい話はまたいつかという事で、とりあえずご報告です。


# by life_with_kemono | 2019-10-12 11:55 | その他
病気の外猫を捕獲しました
続けて2つ目のお知らせです。

今週9日に外猫を1匹捕獲しました。

昨年地域猫活動をして、この界隈の猫は全て避妊去勢したと思っていたのですが、寒くなった頃に外部から大きな雄猫がやってきて餌があるので居付いていました。
春になったらまた捕まえて去勢しようと思ってはいたのですが、今年は何故か心身共に調子が悪く、また雄だという事もあって、まあいいかーとサボっていました。
そうしたら最近、子猫が親を呼ぶような声が聞こえるのです。それも、大きなダミ声で必死に鳴くので、サボっていた私としては、「こりゃ子猫が生まれたのかな。や、やばい!!」と思っていたら、8日に当の猫と出会いました。

ものすごく痩せていたのでフードを与えたのですが食べないし、それではと唐揚げをやったら口に入れるけどうまく食べられずに落としてしまうし、落とすとそのから揚げがどこにあるのか自分でわからないようです。
これはどう見ても変だ。この猫は病気に違いないと思い、捕獲して治療する事を考えました。そして9日夕方、地域猫で使った罠で捕まえました。

どんな伝染病を持っているかもわからないし、野良だから暴れて抵抗されたり噛みつかれたりしても困ります。
我が家には猫を入れない和室があるので、その中に捕獲罠ごと入れて他の猫を近づけないようにし、出入り口からそっと食べ物と水をいれ、あまり刺激しない様にしていました。
どうも口の中にトラブルがあるように見受けられるので、離乳食の缶詰+子猫ミルクを与え、とても弱っている様なのでホットカーペットを下に敷いて暖かくしました。
(他の方のアドバイスでカーペットはケージの奥半分だけに敷いて、暑かったらもう半分のスペースに逃げられるようにしました。)

丁度、捕獲した日の夜から大雨になり、カゴの中で具合悪そうに目をつぶってばかりいる猫を見て、捕まえて良かった、この雨の中外に居たらこの子は明日まで生きられないだろうと思いました。
それでも朝まで生きているかどうかちょっと不安でした。
病気の外猫を捕獲しました_d0092409_18155174.jpg
11日朝、見たら猫は生きていて、入れておいた食事も食べていました。これでちょっと安心しました。
同日午後には小型のケージを組み立てて猫を移動しました。下のはケージの中で食事をしている猫です。
病気の外猫を捕獲しました_d0092409_18195044.jpg
このあたりで、この猫が意外に人を怖がらないのが分かってきました。そっと手を近づければ触ってもじっとしています。アゴの辺りも撫でさせてくれました。飼い猫だったのかも知れません。食事も少しずつですが、確実に食べる様になってきています。ただ、口の中はやはり異常があるようで、食事中にねばいヨダレを垂らすし、口の中で片方に食べ物を寄せて食べようとする風があります。

11日朝、獣医に電話をしてみたところ、野良なので麻酔で眠らせないと検査も何もできないと言われました。
しかし、今の体力では麻酔は負担が大きいと私には思えましたので、病気が何かを調べるのはもう少し体力をつけてからと思い、とりあえず口中が少し楽になって食事がとれるように鎮痛剤をもらってきました。
鎮痛剤には抗炎症作用もあるそうで、食べるのは少し楽になってきているようです。
病気の外猫を捕獲しました_d0092409_18260021.jpg
一応我が家の猫2匹も昨年予防接種をしているので、伝染病だとしても大丈夫かなと思っていますが、早く原因を知りたいところです。


# by life_with_kemono | 2019-07-13 18:44 | 内猫外猫
タラの近況
ご無沙汰していたのでお知らせしたい事が2つあるのですが、ジャンルが違うので別々に書きます。
まずはタラの近況。

車椅子を買いました。
タラの近況_d0092409_14121463.jpg
同じ市内に車椅子を製造・販売しておられるところがありましたので、そこにお願いしました。
近ければ犬自体を連れて行って採寸などがしていただけるし、改造や変更も直にお願いできるので、その方が良いと思いました。
こちらです。  https://www.tsutomegiworks.com/
口元にあるのはアゴ乗せです。
タラの近況_d0092409_14200098.jpg
本人、なーんにも分かっていない風ですね。( ̄~ ̄;)

タラ1匹になってから少しお世話に余裕ができたせいか、最近は割と元気です。
車椅子に乗せても自分で歩くことはしませんが、立った格好で居られるだけでも1日中寝てばかりより良いと思います。
食事の1~2時間前から立たせて、食事が済んだらオムツを替えて寝かせています。
ぐっすりと寝る時もありますが、何の加減か体の向きを変えようとジタバタして、クッションから離れて滑り止めを敷いた床の上に転がっている時もあります。それも運動の内と思い、勝手にさせています。たまにはまぐれで上半身を起こす事が出来る時もあります。

後足が動かなくても、血行だけでも良くなればと、毎日ではありませんが後足の足踏み運動をしています。
どういう風にやるかというと、
まず車椅子に乗せ、犬と向かい合わせになって、犬の後足、肉球の真ん中の足の平に私の中指くらいを突っ込んでつまみます。
何故ここをつまむかというと、ただ足を持ったのでは力が抜けてだらっとしているけど、ここを刺激すると何故か足を踏ん張るのです。
そして、その踏ん張る力に逆らって私がタラの足を持ち上げます。膝が横腹の高さに来るぐらい持ち上げます。
地面の抵抗を押し踏んで歩く代わりに、私の指で地面抵抗を作る感じです。
これを右、左、と繰り返して疑似足踏み運動をするわけです。
右左を1セットとして16セット×8回=128セットくらいやります。時々できない日もありますが、週に4回くらいはやります。

他には、カツオの時、後ろ足が棒のように伸びて硬直してしまったので、タラにはなるべく後脚を伸ばしきりにさせないようにしています。
放っておくと足に力を入れてピーンと伸ばしたままにするので、関節に無理がかからない様にそっと膝、足首を曲げて、自称「スフインクス座り」と名付けているのですが、その名のようにスフインクスが座っている様な格好にさせて体を起こし、倒れないように両側をクッションで挟んでいます。見ない間にまた変なポーズになっていますが、気が付いたらまたこのポーズに戻すようにしています。

お水は出来れば4時間ごとくらいに飲ませてやりたいのですが、外出する日もあるのでままなりません。最低でも8時間に1回は飲ませるように、スケジュールを調整しています。

タラはカツオと違い、あまりかまわれるのを喜ばないところがあります。抱っこも好きではありません。
ただ、食い意地だけははっていて、車椅子に乗っている所へ私がご飯を持って行くと、目が見えないのに何処にご飯があるのかと、あせって探しています。このモチベーションを利用して車椅子で歩く練習ができればと今思っています。


# by life_with_kemono | 2019-07-13 15:12 | わが家の犬
残念なお知らせ
長いことご無沙汰していてすみません。
おまけに残念なニュースになってしまいました。
4月22日月曜の朝、カツオが天国に旅立ちました。

前年の年の暮れにタラが体調を崩したり、3月の申告時期までにも色々ごたごたがあったりで、なかなか更新ができず、
4月の初め頃に、少し落ち着いてきたので記事を書くために写真を撮ったりしていましたが、
そうこうしているうちにいきなりカツオが逝ってしまいました。

カツオは認知症もあり、起きているときは常に「クーン」とか「キャオーン」とかいった声を出し続けていました。
何が不満なのか苦痛があるのかよく分りませんが、悲鳴を聞いて行ってみると車椅子の脚が何かに引っかかってそれ以上前に進めないとか、そんな状況でしたので、思うように動けない不満だったと思います。

毎晩夕食を食べた後オムツを替えて、その後ぐっすり眠るのですが、私が寝ようとする午前0時頃になると起きだしてきて、
動こうとしてジタバタとしたり悲鳴を上げる事が多かったです。
それでカツオをベッドに入れてやると落ち着くのか、朝まで静かに寝る事が多かったのです。

前の晩も食事などはいつも通りでしたが、朝起きて、カツオを起こそうとしたら亡くなっていました。
原因はよく分りません。
もしかすると、掛け布団で窒息したのかも知れませんが、犬を寝せる側はメッシュのベッドガードになっており、掛け布団も軽いものですから、ちょっと動けば息苦しい事はあり得ないと思われます。
いつものように食事ができていたとはいえ、日に日に体の動きは悪くなっていましたから、もしかするとその「ちょっとの動き」も出来なかったのかも知れません。

でももし、この晩、私が騒いで眠れないからとカツオを下に降ろして寝させて、朝死んでいたら私はきっと後悔しただろうと思います。
少し分離不安の傾向があり、飼い主と一緒に居たがる犬でしたから、いつものように私の布団、私の温もりのなかに居れて、そのまま天国に行けたのなら、その方がカツオにとって幸せではなかったかと思います。

もう十分生きたと思います。
うちへ来て12年と8カ月、来た時、推定年齢5歳と言われましたから、推定17歳くらいという事になります。
この間、大した病気もせず、飼い主が生きるのに大変でいい加減なお世話しかしてあげなかった時にも、機嫌よく元気に過ごしてくれました。カツオには「ありがとう」の言葉しかありません。
亡くなった日は1日中、いつもの寝場所に寝かせて、翌朝焼き場に持って行きました。
写真はブログに載せようかと4月6日に撮ったのと、亡くなってから1日うちに居て寝ているカツオです。
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身近な者を失うたび、色々な事を考えさせられますが、とりあえず、残ったタラをカツオの分まで大切にしてやりたいと思います。


# by life_with_kemono | 2019-05-02 15:28 | わが家の犬
今年は地域猫の年でした
カツオ、タラとは別の話になりますが、今年は地域猫の活動をしました。

うちの近所の方が野良猫にエサを与えておられ、だんだんと野良猫が増えていました。
厳しい環境で暮らす野良は長生きは出来ず、また子供を産んでも最後までは育たず、
子猫を見かけてもそのうち居なくなることが多かったのですが、この2,3年は少しづつ増えていて、
増え続ける事に私は危機感を持っていました。
何年か前にもその事を餌やりさんにお話して避妊手術を勧めたのですが、捕まらないからと断られていました。
しかし今年の春にはレギュラーで集まる猫は約7匹ぐらい、他にも数匹いると思われました。

野良猫が増えてよくある苦情は、糞尿や縄張り争いの鳴き声がうるさい事などです。
しかし私が一番嫌だったのは、毎年子猫が生まれ、それを親が育児放棄したりして、三日三晩親を求めて泣き続けそのうち鳴かなくなる=死んでしまう事です。
心が痛むけど、その頃の私は子猫を助けてやることができませんでした。
野良猫は野生動物と同じと思い、諦めていました。

個人的な事ですが、昨年夫が亡くなりました。
私が動物を助けてやれなかった理由は、1つは貧乏でお金がない事、もう一つは夫の反対でした。
ただ、そんな時も、少し私に勇気があったら周囲の障害をはねのけて助ける事が出来たんじゃないか、という後悔の気持ちがいつまでも心に引っかかっていました。
夫がいなくなり、生活にも少しゆとりができて、今度こそはやろうと思いました。今まで見殺しにしてきた子たちの為にもしなければならないと思いました。

避妊費用は10万くらいは自腹を切るつもりでいました。
そして動物の保護活動などをされている方に相談したら、何と最近は市が無料で避妊してくれると言うではないですか。おまけに捕獲用の罠も貸し出してくれるのです。

捕獲器を2つ借り、一番初めに捕まえた猫2匹を避妊に連れて行って翌日受取りに行くと、2匹とも雌で子供を産んで間がないという事でした。5月のベビーラッシュの頃です。
どこかで子猫がお腹を空かせている…
探しましたら、一腹の子はすぐに発見しました。
もう一腹の子はなかなか見つからず、近所の人に親猫の毛色などを伝えて、見かけたら気をつけていてもらうようお願いしました。
そしたら1週間後に親が子猫2匹をくわえて餌やりさんの所に来たのです。
餌やりさんの家の前には寒さを防ぐ猫の寝箱があったので、その中に入れて一緒に寝ていたのです。
うちの周辺は自然環境の多い山のような所ですので、タヌキやアナグマ、イノシシなど猫の天敵になるものもいます。おそらく人間の家の近くが一番安全と思ったのではないでしょうか。

このまま野良の親が育てればこの子たちも野良になる。
私は見つけた子猫全部、といっても5匹ですが、親から離し私が面倒みる事にしました。
もちろん里親募集も先の動物保護活動をされている方にお願いしました。

始めに見つけた一腹は3匹。キジトラ、キジトラ+白2匹です。
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後の一腹はキジトラ2匹。区別がつきません。 (;^_^A
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この2匹はとうとう売れ残り、今うちにいます。
最近、といっても8月の画像ですが、こんな風にのび~と育っています。
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今の犬たちが虹の橋を渡ったら、自分の過去を振り返り、過去の人達に会いにあちこち旅行に行こうと思っていたのですが、こんな扶養家族が増えては無理になるかも知れません。

結局、5~6月、10~11月で計16匹を避妊しました。これでもうこの界隈の猫は全部終わったと思います。避妊後は私も野良にエサをやっています。
避妊したからと言って糞尿や騒音が無くなるわけではないのですが、野良たちの短い生涯、もう少しの御辛抱を…という思いです。


# by life_with_kemono | 2018-12-22 17:17 | 内猫外猫